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再生可能エネルギー

バイオマスやバイオガス、地熱を利用したバイナリー発電など、資源が枯渇せず使えるエネルギー源を再生可能エネルギーといいます。発電時に二酸化炭素をほとんど排出しない為地球環境にも貢献し、導入によりコストの削減等も望めます。現状の調査から、お客様にあったご提案を致します。

 

バイオマス発電

バイオマス発電は、(バイオマスとは、動植物などから生まれた生物資源の総称)未利用の生物資源を燃焼し発電するシステムです。

循環型社会構築への貢献

有機廃棄物を燃料とするバイオマス発電は廃棄物の減量、CO2削減に寄与し、循環型社会構築に貢献します。再生可能エネルギーとして指定されており、農業廃棄物(稲わらなど)の活用、林地残材の活用をバックアップし、林業の活性化にも貢献します。

当社グループでの実績

大王製紙グループでは、主力工場・関連工場にてバイオマス燃料転換を進めており、当社は、その操業経験に基づいたバイオマス発電設備の提案が可能です。

 

バイオガス発電

バイオガス発電は、ディーゼル液体燃料とバイオガス気体燃料の2種燃料エンジンです。ベースはディーゼルエンジンとし、燃料噴射において混合燃焼を可能としたものです。

CO2削減に

畜産廃棄物・有機廃棄物のバイオガス処理から発生するバイオガスによる発電システムです。CO2削減に寄与し、地域の循環型社会構築に貢献します。

当社の実績

熊本地区にて100kW×2基のエンジンが採用され、平成17年より稼動させています。
また、バイオガス専焼エンジンについても提案可能です。

 

地熱発電(バイナリー方式)

バイナリー方式の地熱発電では、既存の蒸気タービン式(地下からの熱水混じりの蒸気を汽水分離後、蒸気タービンを駆動・発電する方式)の発電所では利用していなかった高温水を熱源として、水より沸点の低い媒体(ベンタンなど)を加熱・蒸気としタービンを回し、更に電力を得ることを可能とし、熱水の利用を容易にする方式です。

枯渇の恐れが少ない

地熱発電は地下の地熱エネルギーを使うため、燃料の枯渇の恐れが少なく、大規模発電にも利用されています。

バイナリー方式によって温泉地でも

温泉施設では、高温の源泉に水を混ぜて適度な温度に下げるのが一般的でしたが、高温源泉を熱源としバイナリー方式で発電し、減温後、温泉施設に供給することが可能であり、既存の温泉業者との共存も可能となりました。